あず沙の映画レビュー・ノート

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ホテル・ワルツ

2007 イタリア 洋画 ドラマ
作品のイメージ:切ない
出演:ヴァレリア・ソラリーノ、マウリツィオ・ミケリ、マリーナ・ロッコ、グラツィアーノ・ピアッツア

「エルミタージュ幻想」がそうだったように、全編ワンカットの作品。しかし、ホテル内の人たちの人間模様を描くのに、果たしてワンカットにする必要があったのか。ホテルの中をカメラが目まぐるしく移動し、それを観ている側としてはどこに焦点を当てて観たらいいのかわからなく、かえって散漫な感じがした(85分が結構長く感じられました)。

序盤は、ホテルに滞在する人たちの会話が止め処なく流されているのだが、その内容があまりにも哲学的。難しい話を息つく暇もなく聞かされて、ちょっと眠気が。サッカーの概念、命令と服従の関係、情熱と憎悪、心理的連鎖である汚職・・スポーツから、人間心理、ビジネスや政治まで幅広い話題が語られるのだが・・。

ホテルでの人間模様の根幹にあるのが、かつてホテルに勤務していたルチアを探す彼女の父とルチアの友人であり同僚のアッスンタとのかかわり合い。なんと、長年に亘り、アッスンタはルチアを装って、ルチアの父に手紙を書いていたのだった。

ルチアがホテルを去る以前の過去の回想と、ルチアの父が訪ねてきた現在とが交錯する。セレブを夢見ていなくなってしまったルチア・・そして、ルチアを探し続ける父。アッスンタからの手紙をルチアからのものだと思ってその内容を暗記していた場面は、心を打つものが。

ルチアの父とアッスンタの心の交流に焦点を絞った作品に仕上げてもよかったのではないかと思う。ワンカットにこだわるより寧ろ、迫真性が増したのではないか。★1.8
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 『20年の不在、手紙に託された秘密 トリノのホテルにうごめく血と金と愛の円舞曲』  コチラの「ホテル・ワルツ」は、全編85分をワンカットで撮影した「グランド・ホテル」形式のイタリア映画です。ヴェネチア映画祭で国際映画記者賞、東京国際映画祭で最優秀芸術
☆彡映画鑑賞日記☆彡 | 2009/06/26 8:19 PM
ワンカットで現在・回想シーンや異なる状況の展開を滑らかに、でも緊張感を持って作られた技巧的にも物語の哀切も優れた作品。ホテルを舞台にホテル従業員・宿泊ないし訪問客を描く作品でジャンル作とも言えるのだが、客室係(メイド)の女性のささやかな将来への道、過
しぇんて的風来坊ブログ | 2009/06/27 7:46 AM
=== 全編85分、ワンカットのヒューマンドラマ  『ホテル・ワルツ』 === {{{: 【ホテル・ワルツ】 Valzer イタリア 2007 (未) '''監督・脚本''' サルヴァトーレ・マイラ '''撮影''' マウ
Kaz.Log Cinema | 2009/06/27 2:00 PM
 

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