あず沙の映画レビュー・ノート

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リトル・チルドレン

2006 アメリカ 洋画 ドラマ
作品のイメージ:泣ける、切ない
出演:ケイト・ウィンスレット、パトリック・ウィルソン、ジェニファー・コネリー、ジャッキー・アール・ヘイリー

「イン・ザ・ベッドルーム」と同じ監督(トッド・フィールド)の作品なだけに、リアリズムに拘っている。これは、単なる不倫のドラマではない。「アメリカン・ビューティー」を彷彿とさせる”pathos”、時には「ドッグヴィル」を思わせる「村」で生きる人々の人間の心のもろさが、静かで地味なドラマのラインからくっきりと浮かび上がっている、そんな感じだ。アメリカの郊外の町の美しい景色を背景に、大人になりきれない大人たちの群像を寒色の光で照らしているような作品。

性犯罪者の烙印を押された息子を庇う母親が悪意の落書きを懸命に消すシーンや、息子が亡くなった母親の手紙を読んで泣くシーンでは、痛いほどやるせない気持ちに。

しかし、フットボールの試合がこの作品でどんな意味合いを持っているのかは、いまいちピンとこなかった。試合のシーンを削って、全体をもう少し短めにまとめてもよいのかもしれない。

「ボヴァリー夫人」の読書会については、ヒロインのサラ(ケイト・ウィンスレット)の心情とボヴァリー夫人の心情をダブらせる効果があるのだろう。サラが読書会で述べる感想は、作品のキーとなっているので、もっと膨らませて説明要素を増やしてもよいのではないか。

「クラッシュ」みたいに、観た後にじわじわと良さが湧いてくる感じ。★3.3
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カノンな日々 | 2009/02/02 10:44 PM
監督・製作・脚本:トッド・フィールド原作・共同脚本:トム・ペロッタ出演:ケイト・ウィンスレット、パトリック・ウィルソン、ジェニファー・コネリー、ジャッキー・アール・ヘイリー鑑賞劇場 : Bunkamuraル・シネマ公式サイトはこちら。<Story>郊外の街に
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虎党 団塊ジュニア の 日常 グルメ 映画 ブログ | 2009/02/03 7:08 PM
205「リトル・チルドレン」(アメリカ)  かつて情熱的なフェミニストだったサラは夫リチャードとの結婚生活に息詰まりを感じていた。そんな頃ハンサムで主夫をしているブラッドと出会う。ブラッドの妻ジェシーは良きパパであるよりも仕事に熱中する夫を求めており
CINECHANの映画感想 | 2009/02/03 11:03 PM
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いやいやえん | 2009/02/15 7:02 PM
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