あず沙の映画レビュー・ノート

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ダーウィンの悪夢

2004 フランス, オーストリア, ベルギー  洋画 その他
作品のイメージ:切ない、ためになる

解説は無く、タンザニアの人々や、肉食魚ナイルパーチ輸出に関わる人々からの短いインタビューで構成されたドキュメンタリー。音楽も無い。

あまりに衝撃的過ぎる映像に見始めて15分ほどで悲しく辛い気持に苛まれ始めたが、なんとか頑張って最後まで鑑賞。

生きるため、魚を輸送する飛行機のパイロット相手に自分の体を売る女性たち。まともな教育を受けられず、字が読めなくて避妊の方法がわからない。そして、蔓延するエイズ。エイズで親を失い、ストリート・チルドレンになる子供たち。加工した後の魚の残骸を食糧とする地元の人々。ビジネスと割り切る輸出関係者。輸出の空輸の往路に積まれる武器。そして、内戦。――あまりにも救いようのない連鎖。

タイトルは、もともと湖に住んでいた魚を食べるナイルパーチから、弱者を食いものにする強者を連想させる効果があるのか。競争で淘汰される命。「適者生存」なんて、おぞましい言葉だ。弱者を踏み台にして生きるそんな強者が生き残ったところで、生物は本当に進化していると言えるのか。そんな連鎖は断ち切らないといけないと知りながらも、人間は自分や自分の家族が生きていくためには、見て見ぬふりをしているのか。だったら、生きるって悲し過ぎる。

(辛い気持になる作品なので本当はおススメしない方が良いのかもしれませんが、タンザニアの実情が一人でも多くの人に知られた方が良いのかと思い、敢えて高評価をつけました。価値観の押し付けだったら、お許しを。)
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なるほど、これはまさに悪夢だ。 諸悪の根源はこの国の貧しさにあると思う。
シェイクで乾杯! | 2009/01/27 9:23 PM
 

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