あず沙の映画レビュー・ノート

しばらくお休みしておりましたが、そろそろ再開いたしました
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バラ色の聖戦
評価:
コメント:2011 日本 国内TVドラマ 出演:吹石一恵、芦名星、長谷川朝晴、滝沢沙織

二児の母で平凡な専業主婦(真琴・30才)が、夫の浮気をきっかけに、自分のやりたいこと(モデルになること)に挑戦するというお話です。これだけ聞けばベタな女性向けホームドラマかと思われるでしょうが、脚本がよくできているのか原作が秀逸のかそれは検証していませんが、とにかくセリフがメチャクチャ現実感あふれていて面白いのです!

 

はじめに特典映像の制作発表記者会見から観たのですが、主演の吹石一恵さんがモデルとしてランウェイを歩くパフォーマンスもあり、まさに「薔薇をまとった」出で立ちに圧倒されました。そこでは雲の上の人を見上げるような感じでしたが、その後本編が始まったらいきなり三段腹で所帯じみていたので、そのギャップに驚きましたね(役作りがスゴイという意味です)。身なりに構うかどうかで、こうも違ってくるものなんですね〜。いや〜、やっぱり人に見られることが、女性を輝かせるのでしょうか…?

 

真琴(吹石一恵)の夫の敦司(長谷川朝晴)は、「別に、奥さんにきれいになってほしいとは思わない。家でしっかり家事と育児をやってくれるだけでいい。家は仕事をする男にとって安らぎの場所なのだから」みたいな考えの古風な男性。35才なのでそんなに年をとってるわけではないのですが、いるんですよね〜、若いのにこういう考えの人。

 

で、真琴と敦司の会話がどういう風にリアルかと言えば、「わたしは生活費しかもらってなくて自分のものを買うのも遠慮してるのに、あなたは外で好きなことをしてたってわけ?!」(by 真琴:敦司の浮気が発覚したとき)とか「仕事っていうのはな、生活がかかっているもののことを言うんだよ」(by 敦司:自分の仕事と真琴の仕事が重なって、子供たちをどっちがみるかという場面)とか。まあ、どっちの言っていることもわかるので、兼業主婦の永遠のテーマなのかもしれないですね。

 

また、男性の「化粧をしない女性が好き」という言葉を、素直にとらえていいものかどうかわからなくなりました。それは、もしかして独占欲からくるもの?女性は、やはりいつまでもキレイでいるために薔薇をまとうべきでは?男性の仕事は生活がかかっているけど、女性の仕事は生活がかかっていないのだから、自分のやりたいことでも放棄すべきなの?一生籠の中の鳥のように、生きていかないといけないの?

 

というわけで、いろいろと考えさせられるセリフがテンコ盛りなのですが、人生経験豊かなモデル事務所の社長(夏木マリ)の言葉やトップモデルの茜子(滝沢沙織)の決めゼリフが、それにヒントをくれているようで、何度もストライクの球を投げられた感じです。

 

モデルの世界での足の引っ張り合いみたいなやりとりについては、「いくらなんでもここまで言う?」という凄まじいもの。普通は思っていても言わないんじゃないかなと思うようなことまで、面と向かって言っちゃったり。でも、もしかして、モデルの世界はリアルでもこうなのかしら?(何しろ縁がないものでして…)そういう意味でも、6話完結というのは、観やすくてよかったです。あまりドロドロしたのが長引くのも、飽きると思うので。個人的には、カメラマンの要潤さんにもうちょっと登場いただきたかったですね。でも、あまり無理は言えないのかな、なにしろ友情出演のようですし。

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