あず沙の映画レビュー・ノート

しばらくお休みしておりましたが、そろそろ再開いたしました
<< June 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
 
PR
NEW ENTRIES
ブックマーク
あし@
おきてがみ
PROFILE
無料ブログ作成サービス JUGEM
 
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

- | | - | - | - | - |
ブラック・スワン
評価:
コメント:2010 アメリカ 洋画 ミステリー・サスペンス ドラマ 出演:ナタリー・ポートマン、ヴァンサン・カッセル、ミラ・クニス、バーバラ・ハーシー

ナタリーのファン、バレエを観るのが好き、サイコものが好き、となると、評価は恐縮ながらこうなります。逆に言うと、どれにも当てはまらないという方には ★3くらいが妥当なのかもしれません。映画を観てまず思ったことが、ナタリーがかなり痩せたということ。この撮影のために、一年間もバレエのレッスンを続け、水泳などでも体を鍛えたという厳しい特訓の成果が、顔にも体にもしっかりと現れています(このジャケは顔がまだふっくらしていますが、実際には頬がこけて、体に筋肉がしっかりついていましたね)。また、バレリーナがいかにストイックな生活をしているのかというのを、思い知らされます。バレエが、これほどまでに過酷な職業だったとは…。

バレエに心血を注いで生きてきた若手のプリマ候補であるニナ(ナタリー・ポートマン)は、次の演目「白鳥の湖」で、可憐で繊細な白鳥と自由奔放にして邪悪な黒鳥の両方を演じる白鳥の女王役に、抜擢されます(そもそも白鳥と黒鳥のパートって同じ人が演じるのは、かなり大変では…と思うのですが)。完璧主義で神経質なニナは白鳥の役にはハマっていますが、黒鳥のパートがなかなかうまく演じられない…そんな中、 ライバルのリリー(ミラ・クニス)が監督の指示で、黒鳥を官能的かつ大胆にみんなの前で踊ってみせます。やがて、ニナはリリーが自分の役を奪おうとしているのではないと思い…みたいな展開です。

この作品の脚本が仕上がるよりも前に、ニナ役はナタリーに、ということになっていたようです。優等生のナタリーが白鳥のニナとかぶるところからも、ナタリーのための作品になっている感じがしますね。彼女のこの作品への思い入れも、かなり大きかったよう。とにかく、オスカーにふさわしい努力と演技!まあ、ファンじゃない方も、この点はどうぞ認めてください(なんだか押し付けがましいようですが)。もともとアミダラ姫の役のイメージからは脱却していたものの、この作品で彼女の演技の幅の広さがさらに証明された、と言ってもいいですよね。

ニナを心理的に追い詰めていくもの…それはもともとの彼女の神経の細さもあるのかもしれませんが、プリマのプレッシャーの他に母親との関係にもかかわっているのでしょう(母親もおそらく、昔はバレリーナだったか目指していたのでしょうね)。ニナの行動(細部にわたる)、クセ、表情を通して、彼女の精神が崩壊 していく過程が、キッチリと描かれています。何かを究めることと狂気というのは、紙一重なんだなと、そんなことまで感じさせてくれるかなりサイコ色の濃い作品でした。

というわけで、個人的には大満足だったわけですが、黒鳥になったときのメイクがデーモン小暮に見えたのはわたしだけでしょうか。
スポンサーサイト
- | 09:43 | - | - | - | - |
コメント
コメントする









 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://eigafan.jugem.jp/trackback/222
と言うよりブラック・タイガー 公式サイト。ダーレン・アロノフスキー監督、ナタリー・ポートマン、ヴァンサン・カッセル、ミラ・クニス、バーバラ・ハーシー、ウィノナ・ライダ ...
佐藤秀の徒然幻視録 | 2012/04/10 11:50 AM
ナタリー・ポートマンは凄かった。苛烈なバレエの世界で生き抜くニナの狂気や重圧、嫉妬、妄想や抑圧された心理を巧みに表現していたと思う。 念願のプリマの座を手にしたのはつかのま、「白鳥の湖」は白鳥と黒鳥という相反する二面性を表現しなければならず、黒鳥
いやいやえん | 2012/04/10 9:05 PM
 前評判も上々。劇場公開も始まって、見た人からは大絶賛の声が。ツイッターでも衝撃的、見てない人がうらやましい。あの衝撃をこれから味わえるのだから。といったつぶやきがちらほら。かなり期待の作品です。と言うわけでブラック・スワンです。
よしなしごと | 2012/04/11 7:17 AM
大役に抜擢されたバレリーナが、そのプレッシャーから少しずつ心のバランスを崩壊させていく様を描く「レスラー」のダーレン・アロノフスキー監督作。主演は本作で第83回アカデミ ...
パピ子と一緒にケ・セ・ラ・セラ | 2012/04/20 10:44 AM
 

(C) 2017 ブログ JUGEM Some Rights Reserved.