あず沙の映画レビュー・ノート

しばらくお休みしておりましたが、そろそろ再開いたしました
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人間昆虫記
評価:
コメント:2011 日本 国内TVドラマ 出演:美波、ARATA、久世星佳、鶴見辰吾

WOWOWさんのミッドナイト・ドラマ七話(一話30分)あるものを、DVD前篇・後篇の二枚に分けてリリースしたもの。原作は手塚治虫さんで、人間の果 てしない欲望を風刺したドラマです。風刺と云うと笑える部分もあったりするのですが、このドラマに笑いの要素はありません。

主演の美波さん、最近大活躍ですね〜。『下流の宴』や『運命の人』でも、眩しいくらいに輝いていました。それにしても、彼女、上へ上へと這い上がってい く…そういう役がハマっているんですかね。今回も、まさにそんな役どころ。十村十枝子(美波)の生きるための動物的な生命力が、彼女の昔恋人だった水野 (ARATA)の人間的な温かい心と対比させて描かれています。

これを「切ない」と感じさせる演出もありなのでしょうが、あまりにも究極過ぎてストーリーに引き込まれたり感情移入したりするよりも、一人の女性の生きざ まを淡々と冷やかに見るドラマになっているんですね。ちなみに、WOWOWさんのサイトに「人間診断記」というのがあって自己チェックしてみましたが、私 の場合「カメムシ」だそうです(笑)。

脚本も、かなりしっかりしてます。十枝子のセリフにも人間性を排除した動物性を明示するものが、いくつかあります。「欲しいものは、自分で手に入れますか ら」「どこに行っても、人間人間人間人間…息が詰まりそう」「あたしは人と奪い合うことでしか、人と関係を持てない女なの」。まあ、単純明快、わかりやす いですね。

浮世離れしたストーリーで、ひたすら「憐れな人」を観察するよう求められているわけです。あらかじめそう思っておいた方が、素直に受け入れることができます(あ、十枝子ではなく、ドラマ自体を)。
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