あず沙の映画レビュー・ノート

しばらくお休みしておりましたが、そろそろ再開いたしました
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バットマン ビギンズ
2005 アメリカ 洋画 アクション ヒーロー
作品のイメージ:カッコいい、ドキドキ・ハラハラ、スゴイ、ためになる
出演:クリスチャン・ベール、マイケル・ケイン、リーアム・ニーソン、ケイティ・ホームズ、ゲイリー・オールドマン、モーガン・フリーマン、渡辺謙

本作を鑑賞したのは「ダークナイト」の予習のためだったのだが、その目的以上に満足できた作品。特に、序盤で語られるテーマが深い。全体の流れとしては、序盤でテーマを掘り下げ、中盤でベテラン俳優(マイケル・ケイン、モーガン・フリーマン、リーアム・ニーソン、トム・ウィルキンソン・・etc.)が脇を固め、終盤はアクションで盛り上げるといった申し分のない展開。

本作を観て、人間が何かに脅威を抱く気持ちについて、考えてしまった。人間は、生きることへの漠然とした不安を抱いていて、それを具体的な何かに置き換えて怖がっているのかとか。例えば、夜一人でいて怖くなり「幽霊が出るかもしれない」と思うのは、人間の本能的な行動パターンのように思える。なぜなら、幽霊自体を怖れるのであれば、昼間も怖いと思うはず。でも、なぜか昼間は一人でいても、そんな恐怖感はあまり感じない。それは、太古の昔夜一人でいると天敵に襲われるかもしれないので、人間の防衛的プログラムがDNAに埋め込まれていて、防衛本能が作動しているからなのか・・(ちょっと、話が脱線してしまいました)。

そんな本能的な不安や恐怖と対峙することで、人間社会に蔓延る「悪」と闘うバットマン。正論や正統な方法だけでは、人間社会を象徴するゴッサム・シティを救うことはできない。バットマンは、彼独自の方法でゴッサム・シティを救おうとする。彼は、「人間が生きている以上、『悪』を消し去ることはできない。だから、ゴッサム・シティは滅びるしかない」という価値観と対決することに・・もうこの辺りは、深すぎてクリストファー・ノーラン(あの「メメント」の監督)の世界。

脚本も良く出来ている。人生教訓になるようなセリフがテンコ盛り。「人がどん底に堕ちるのは、そこから這い上がることを学ぶため」や、「人の価値は、その人がどう見えるかではなく、どう行動するかによって決まる」などなど。ためになるだけではなく、セリフの一つ一つが小洒落てもいる。愛しの彼女レイチェルからの誕生日プレゼントに添えられていたメッセージ(”Finders Keepers”:「見つけた人が持っていてね」)とか。

また、「ダークナイト」の伏線となるセリフもおそらく(?)散りばめられていることだろうから、「ダークナイト」を観た後にも再度楽しめるような気がする。(なので、「ダークナイト」をこれから観る予定の方にも、もう既に観たという方にも、おススメします。)「メメント」に★5をつけ、人間臭い感じでダースベーダーを描いた「スターウォーズ/エピソードIII シスの復讐」にも満点をつけた私(女性)の評価は、★4.4。それにしても、クリスチャン・ベールって、バットマンのマスクがよく似合うわ。
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コメント
from: エクスカリバー   2009/02/11 8:18 AM
むかーしの「バットマン」はいざ知らず、ワーナーが映画化した作品は全て映画館で鑑賞しています(6作品)。
しかしながら、個人的にはどうも「バットマン」のダークさが苦手なようです。
評価の低いジョエル・シューマッカー監督作品(3、4作目)は比較的好きだったりするのですが、映像のスタイリッシュさやバットマンの格好良さには惹かれるものがあっても、映画としてはどうものめり込むに至りませんねぇ。
でも次回作もきっと観に行くと思います(笑)。
from: あず沙   2009/02/11 6:15 PM
エクスカリバーさん>三作目と四作目は、ジョエル・シューマッカー監督作品なんですか。参考になりました。とりあえず、「ダークナイト」を次に観る予定ですが、シリーズの他の作品もいずれ観てみようと思います☆
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