あず沙の映画レビュー・ノート

しばらくお休みしておりましたが、そろそろ再開いたしました
<< December 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

- | | - | - | - | - |
ゴーン・ベイビー・ゴーン

2007 アメリカ 洋画 ミステリー・サスペンス アクション
作品のイメージ:切ない、ドキドキ・ハラハラ
出演:ケイシー・アフレック、ミシェル・モナハン、モーガン・フリーマン、エド・ハリス

「何が正義なのか」を問われているような作品。パトリック(ケイシー・アフレック)と恋人のアンジー(ミシェル・モナハン)はボストンで私立探偵業を営んでいた。そして、ある日少女誘拐事件の依頼を受けることに・・。

人は正しいと思って行動したことが、裏目に出ることもある。自分が正しいと信じることが、必ずしも人に受け入れられるとは限らない。自分の価値観では量れないものもあるし、他人の行動を自分の価値観だけで判断できない場合もある。では、人は何を判断基準に据えて生きればいいのか?法律・・?いや、人間は自分の信じたことに従って生きるしかないのか・・将来後悔しないように。

宗教的な側面を感じさせる一瞬のカットも盛り込まれていると同時に、ボストンの低所得者層の人が多く住む地区の情景をリアルに撮っている。また、母親の育児放棄という社会問題にも一石を投じていて、「子供の未来をどう守るべきか」についても考えさせられる多面的な奥深さがある。答えの出ない問題を突き付けられたようで、観た後はやるせない気持ちでいっぱいに。それにしても、複雑な味わいがあり、思考力を大いに刺激された。

本作で初めてメガホンをとったベン・アフレックと彼の弟である主演のケイシー・アフレック・・ケイシーの演技は監督のベンも称賛している。映画を撮る上で兄弟であることは忘れて、お互い割り切って仕事ができたのだとか。また、ボストンに長く住んでいたケイシーは、ボストン訛りのことばも話せるし、地元にも愛着があるらしい。ミシェル・モナハンは芯の強いタフな女性を上手く演じている。警部役のモーガン・フリーマンと刑事役のエド・ハリスの演技は、ベテランの余裕といった感じ。終盤車に乗り込んだときのモーガン・フリーマンの凍りついたような表情が忘れられない。

日本では劇場未公開だったのが不思議。「愛しき者はすべて去りゆく」の方をDVDの邦題にして欲しかった(原作は、デニス・レヘイン著「私立探偵パトリック&アンジー」シリーズの小説なんですね)。★4.1
スポンサーサイト
- | 17:19 | - | - | - | - |
コメント
コメントする









 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://eigafan.jugem.jp/trackback/105
名作なのに日本公開ならず{/ee_3/} 最近は俳優業よりも監督やプロデュースで忙しいベン・アフレック、初監督作品{/atten/} 第80回アカデミー賞助演女優賞を始めとする多数の映画賞に受賞・ノミネートされて 気になってたんだけどいつの間にか(9月)DVD化されてた
我想一個人映画美的女人blog | 2009/01/30 3:29 PM
ベン・アフレック初監督作品主演は弟のケイシー・アフレック(ハマリ役です!)脇を固めるのはモーガン・フリーマン、エド・ハリスパートナーのアンジー役にはミシェル・モナハンまた、昨年のアカデミー賞をはじめ各映画賞で“助演女優部門”をにぎわせたエイミー・ライ
ハピネス道 | 2009/01/30 3:38 PM
「ドラゴン・キングダム」 「ゴーン・ベイビー・ゴーン」 
Akira's VOICE | 2009/01/30 3:46 PM
 コチラの「ベイビー・ゴーン・ベイビー」は、ベン・アフレックが初めてメガホンを取った社会派ミステリーです。海外での評判が結構ヨサゲで、楽しみにしていたのですが、DVDスルーになってしまいましたねぇ〜(´・ω・`)ショボーン 原作は、「ミスティック・リバ
☆彡映画鑑賞日記☆彡 | 2009/01/30 3:57 PM
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 未公開ながら傑作です。 原作はシリーズの4作目の「愛しき者はすべて去りゆく」。 いきなり4作目を映画化したのは、一番の傑作だから? 僕は1作目を読み終わって 今2作目の「闇よ、我が手を取りたまえ」を読んでいる。 主人公が小説より若
NOHOHONブログ | 2009/01/30 6:21 PM
パトリック・ケンジー(ケイシー・アフレック)とアンジー・ジェナーロ(ミシェル・モナハン)は、ボストンで 私立探偵をする幼なじみのカップル。ある日、4歳の少女アマンダが誘拐される事件が発生、 ボストンの街は騒然となる。事件発生から3日目、警察の捜査に進展
心の栄養♪映画と英語のジョーク | 2009/01/30 7:04 PM
この映画の凄いところは、見終わった後も、ずっと、ずっと、ある難しい問題を投げかけてくるところだ。自分では、まだ生き方を選択することができない、虐待されている子供にとって何が幸せなんだろうと。もし私だったら、血縁者から虐待されて生きるより、愛してくれる
こぶたのベイブウ映画日記 | 2009/01/30 8:39 PM
2003年に公開された『ミスティック・リバー』。その原作者、デニス・ルヘインのハードボイルド作品『私立探偵パトリック&アンジー』シリーズの『愛しき者はすべて去りゆく』が映画化されたが、監督はなんと俳優のベン・アフレック ! 今回の『ゴーン・ベイビー・ゴーン
パピ子と一緒にケ・セ・ラ・セラ | 2009/01/30 9:37 PM
【GONE BABY GONE】2007年劇場未公開製作国:アメリカ監督:ベン・アフレック出演:ケイシー・アフレック、ミシェル・モナハン、モーガン・フリーマン、エド・ハリス、ジョン・アシュトン、エイミー・ライアン、エイミー・マディガン、タイタス・ウェリヴァー
映画鑑賞★日記・・・ | 2009/01/31 9:55 PM
他の方のブログで、去年のベストのランキングに入れている方もいてちょっと気になっていた映画です。でも、劇場未公開だったのですね??ベン・アフレックの弟ケイシー・アフレックやモーガン・フリーマン、エド・ハリスなどが出てますよん。そうそう、エイミー・ライア
ぷち てんてん | 2009/02/01 7:38 PM
ベン・アフレックが監督、弟ケイシーが主演した作品です。これ予告で期待し凄く観たかった作品なんです。 傑作。かなり良質の作品でした。正直、ベン・アフレックやるなあ…と思ってしまった。 主役のケイシー・アフレック、刑事役のエド・ハリスが個人的にかなり良
いやいやえん | 2009/02/14 7:06 PM
 

(C) 2017 ブログ JUGEM Some Rights Reserved.