あず沙の映画レビュー・ノート

しばらくお休みしておりましたが、そろそろ再開いたしました
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ディア マイ ファーザー

2007 オーストラリア 洋画 ドラマ
作品のイメージ:かわいい、切ない
出演:エリック・バナ、フランカ・ポテンテ、コディ・スミット=マクフィー、マートン・ソーカス

オーストラリアの作家であり哲学者でもあるレイモンド・ガイタの自伝(ヴィクトリア州首相文学賞受賞)を映画化した作品。1960年代にドイツからオーストラリアに移住してきた一家の様子を、子供であるレイモンド(コディ・スミットマクフィ―)の視点で描いている。父親であるロミュラス(エリック・バナ)とレイモンドの父子の関係が、青い空と濃い緑で覆われたオーストラリアの大地に映える。そして、住み慣れない土地での生活から両親に走った亀裂を必死に埋めようとする幼いレイモンド・・その姿が愛おしく感じられる。

レイモンドの可愛いこと、可愛いこと。そして、健気。大人の複雑な事情からくるシワ寄せを一手に被り、それでも両親を思い、父親の違う妹の面倒を見るレイモンドには、心を打たれた。ホントによく出来た子供。息子(レイモンド)の誕生日もろくに覚えていない母親への気遣いまでする(でも、母親は精神的に不安定で、薬を服用しているようですね)。

オーストラリアの雄大な景色の中に、移住してきた人々の生活が精彩に描かれている。「アメリカでは、こんな便利なものがあるんだって」なんて愚痴をこぼすセリフなんかも入っていて、当時の人々の生活の厳しさが窺える。全体の印象としては、読み応えのある一冊の本を淡いトーンで映像化したような感じで、観た後はある種の充足感が得られた。

なお、本作はオーストラリア映画協会(Australian Film Institute)の「作品賞」を受賞。エリック・バナは「主演男優賞」、コディ・スミットマクフィーは「新人賞」を受賞している。エリック・バナは「ブーリン家の姉妹」での演技が楽しみ(まだ劇場で観れるかな・・劇場で観れなかった場合には、DVDで観ます)。あと、レイモンドが連れていた犬とオウムが妙に気になった(実際飼っていたペットでしょうか)。★3.3
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1962年代にオーストラリアの地方へ移住してきたロムラスと、美しいが抑鬱症の母クリスティーナ、そしてその息子のレイモンドが新天地で新しい生活を始めた。しかし住み慣れない母はいつも不在で、ロムルスは息子に生活や仕事をしていくための難しさ、楽しさを教えてゆく
Mooovingな日々 | 2009/02/02 12:51 AM
 

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